この写真は、珍しく雪が積もったので、当時福岡に逗留して諸工事の準備をしていた亡兄が撮影する気を起こしたものと思われますが、門や庭が未だ健次存命の頃の状態を留めており貴重だと思っています。
スライドショウは、高宮邸の訪問者が玄関に至るまでに見る風景、南庭に招き入れられたとき見る風景、が再現ないし想像できるような順序に並べてあります。
敷地平面図による撮影位置概略説明
下図により、スライドショウ(残念ながらナレーションを付け得ていない)を見る前に、次の事項を理解してください。
スライドショウ事前説明のための高宮邸平面図 |
上図を拡大して視るには次の pdf ファイルを利用してください。
TKR07_att-1
▷入口から玄関までのアプローチ:
- 敷地北東部の高宮駅に一番近いところにある入口から大木に覆われた坂道を登ります。
- するとやや右手に曲がったところに本門が現れます。(本門は現在は撤去済みとのこと)
- 門をくぐってさらにカーブした坂道をへて玄関前のロータリーに至ります。
- 此処からは、右手手前に2階建て新館の玄関、正面右手に内玄関、正面に本玄関、左手に南庭の入り口となる脇門、を見ることが出来ます。(新館、脇門は撤去済み)
▷南庭に入って散策:
- 脇門を入ると、現「洋室」の軒先を通って南庭と呼ぶ庭に出ます。ここはかなり広い芝生の庭で、砂利の小路がつけてあました。もっともよく使われ親しまれた庭でした。
- 南庭中央付近からは、北に洋室、西に本座敷または南八畳、南に雑木山、東の庭端は木立が見ることが出来ます。
- 南八畳の南方には竹垣に囲まれた茶庭があり、その奥に移設前の茶室がありました。
▷その他:
- 南庭の南方、茶庭のまえの道をさらに西方に歩くと、下り坂となり枯山水の庭がありました。
- 邸内のいろいろなところに椿がありますが、これは健次夫人の竹子(萩出身)が椿を愛し、萩や西宮から取り寄せて植えさせたものです。
雪の高宮邸スライドショウ
閲覧はここから TKR07_att-2
なお28枚の構成写真の説明表は次の通りです。
閲覧/Downloadはここから TKR07_att-3
他の写真
次の3枚はいずれも昭和47(1972)年正月に撮影したもので、未だ邸の建物・庭園の手入れが行き届いていたころのものです。
![]() |
本門 |
![]() |
本門を過ぎたところ |
![]() |
南庭:南八畳・茶庭・雑木山が見える (未だ背の高い松の木が残っている) |
次の2枚はS56年に撮影されたものです。
![]() |
本門 |
![]() |
脇門・本玄関前ロータリー |
付言
今回は雪の高宮邸スライドショウを中心に、高宮邸来訪者が目にし、また当主家族が親しんだ南庭から見た風景(それも本来の姿)を示しました。
ここで、文化財指定を受けた建物自体は今後妥当な修復が行われる運びとなっていますが、邸の品格を示す入口から玄関までのアプローチや、南庭をいかに整備するか、といった建築物以外については必ずしも明確になっていない模様です。
今回の資料も参考として、この辺りの検討や議論が進む事を期待したいと思っています。
なお、雑木山については別の機会に紹介することとしたいと考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿